アプリケーションの範囲Q:水溶性大豆多糖類はどんな製品に使えますか?A:カルピスウォーター、乳酸菌飲料、アルコール飲料、炭酸飲料、ドリンクヨーグルト、米飯や麺製品、冷凍製品、エッセンス、香料、保健用品などに幅広くご使用しただけます。Q: 乳製品で、水溶性大豆多糖類の最適なpH数値と有効なpH数値範囲はそれぞれどのぐらいですか?A:最適なpH数値範囲は3.6-3.8で、有効なpH数値範囲:3.0-4.2です。使用方法Q:水溶性大豆多糖類はどのように使いますか?A:水溶性大豆多糖類を水に投入すると、水溶性大豆多糖類の表面だけが湿潤して、かたまりになりやすいから、下記の方法で使用してください。①水を攪拌しながら、水溶性大豆多糖類を少しずつ添加して溶解させます。②砂糖などの粉末原料を予め混合しておき、これを攪拌しながら溶解させます。③液糖、アルコール、油脂などの原料と予め混合しておき、これを攪拌しながら溶解させます。Q:水溶性大豆多糖類の添加量はどのぐらいでしょうか?A:乳化安定剤として使われる時、一般の添加量は0.2%~1%ぐらいで、風味発酵乳での最大添加量は0.6%で、具体的には製品によって添加量を調整して使用してください。詳しい内容はGB 2760-2014『食品添加剤使用標準』と水溶性大豆多糖類の拡大使用範囲の公告-国衛弁2017年13号を御参考ください。
1. 水溶性大豆多糖類の品質指標理化指標項目規格色合、外観白色や黄色いっぽい、粉末状匂い、味わい匂いと味わいが正常で、変な臭いがない水分(%)≤7.0タンパク質(無水換算)(%)≤8.0灰分(無水換算)(%)≤10.0脂肪(%)≤0.5水溶性多糖類(%)≥70.0粘度(10%水溶液,20±0.5℃)/mPa•s30~100 ゲル化性(10%水溶液)煮沸後4℃まで冷却の時、ゲル化にならないpH数値(1%水溶液)5.5±1.0透明度(%)≥40ヒ素(As計)(mg/kg)≤0.5鉛(Pb計)(mg/kg)≤1.0微生物指標項目規格一般生菌数(cfu/g)≤500 大腸菌群(MPN/100g)≤30病菌(腸病菌と病原菌球菌)検出せずカビと酵母菌総数(cfu/g)≤502. 水溶性大豆多糖類の栄養成分表項目各100g栄養成分の参考数値NRV%エネルギー766kJ9%タンパク質4.1g7%脂肪0g0%炭水化物4.2g1%食物繊維78.0mg312%ナトリウム1576mg79%
1. 高い溶解性、蛋白質への安定性能水溶性大豆多糖類は冷水・熱水に溶解し、10%濃度の水溶液に調製してもゲル化にならないです。安定剤として、低pH数値の酸性乳飲料及び発酵乳に使われると、タンパク質を安定できて、製品の安定性能を向上する性能を持っております。 2. 耐熱・耐酸・耐塩の強い安定性水溶性大豆多糖類は耐熱、耐酸、耐塩という特性があり、pH数値が2~12の範囲で安定性能に優れて、それに粘度は該pH数値の範囲で優れる可逆性があり、強酸の条件で(pH数値は2)水溶性大豆多糖類はゲル化にならなく、この特徴はペクチン、アルギン酸ナトリウムと違います。水溶性大豆多糖類の溶液(10%濃度)にNaCl、KCl、CaCl2など違う濃度の金属陽イオンを入れても、水溶性大豆多糖類の粘度はあまり変わらなく、つまり水溶性大豆多糖類は金属陽イオンと反応しないということで、ですから水溶性大豆多糖類を塩含みの製品に使われても流動学性質の変化がないということです。 3. 粘度が低く、口当たりがさっぱり他の安定剤と比べて、水溶性大豆多糖類は粘度がもっと低く、製品にさっぱりな味付けを与えます。下記の図は水溶性大豆多糖類と他のコロイド水溶液の粘度比較です。4. 豊かな食物繊維含有量水溶性大豆多糖類は食物繊維含有量が高く、食物繊維の補いの 1 つとなります。 5. 優れるコーティング性、乳化性、泡安定性可溶性大豆多糖類は優れる粘着防止性能、コーティング性能、乳化性、泡安定性などの特徴があり、お寿司、LL麺等の米飯や麺製品、魚肉団子などの調製冷凍食品、食用コーティング剤、エッセンスや香料、ソース、ビールなどの分野に幅広く使われています。
CNSナンバー 20.044 E426性能:増粘剤、乳化剤、被膜剤、結着防止剤食品の分類ナンバー食品名称最大の使用量/(g/kg)機能 注記02.04脂肪含みのデザート10.0乳化性03.0冷凍飲品 (03.04食用アイスの以外)10.0乳化性、凍結融解の強化性能06.02.02米製品10.0澱粉の老化防止、結着防止06.03.02小麦製品10.0澱粉の老化防止06.05.02澱粉製品10.0澱粉の老化防止06.07即食米や即席麺製品10.0澱粉の老化防止、結着防止06.08冷凍米や冷凍麺製品10.0澱粉の老化防止、凍結融解の強化性能07.0ベーカリー食品 10.0澱粉の老化防止、乳化性14.0飲料類(14.01包装飲料水の以外)10.0増粘剤、蛋白質の安定性能、口当たりの向上性能固体飲料は希釈の倍数によって、使用量を増えられる01.02.02風味発酵乳6.0タンパク質の安定性能、さっぱりな口当たり性能